セブ邦友会のブログ

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アニキサスの特効薬

以前の記事でもご紹介いたしました、アニサキスの食中毒は激痛を伴う危険な食中毒です


アニサキスによる食中毒(アニサキス症)について
アニサキスって何?

アニサキスは寄生虫(線虫)の一種です。
その幼虫(アニサキス幼虫)は、長さ2~3cm、幅は0.5~1mmくらいで、白色の少し太い糸のように見えます。
アニサキス幼虫は、サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類に寄生します。
アニサキス幼虫は、寄生している魚介類が死亡し、時間が経過すると内臓から筋肉に移動することが知られています。
アニサキス幼虫が寄生している生鮮魚介類を生(不十分な冷凍又は加熱のものを含みます)で食べることで、 アニサキス幼虫が胃壁や腸壁に刺入して激痛を伴う食中毒(アニサキス症)を引き起こします。


アニサキス症の特効薬はなく、予防にはマイナス20度で24時間以上の冷凍か、60度で1分以上の加熱が有効とされる。 胃アニサキス症の場合は、内視鏡を使って摘出する。
すでに「正露丸がアニサキスの活動を抑制」と報告する論文はあったが、正露丸がアニサキスを麻痺させているのか、殺虫効果があったのかは不明でした。


所が、夕食の魚の刺身に当たって深夜に胃の激痛に襲われた。吐き気もする。
調べるとアニキサスの症状に酷似(間違いないと思う)。
アニキサスは寄生虫で胃カメラで摘出(掴み取れるくらい大きい)しなければ一週間くらい胃の中で暴れて苦しむとある。たいへん面倒臭い食あたりだ。
周期的な痛みがどんどん増して来て寝れそうにない。近所の日赤病院の救急に駆け込むことにしたが出る前に家にあった正露丸を飲んでおいた。
若い当直の先生に心電図、採血、尿検査をされ、さらに「CTを撮ろうか」と…
(いやいや魚を食べてアニキサスと思うと言ってますやん…)
結局、検査では何も判らず「明日、外来で胃カメラ見てもらってください。アニキサスなら取ってくれます。」と…
でもそんなことをしている間に嘘のように痛みがなくなった。正露丸を飲んでから30分…
結局何の治療もせず帰宅してからよく調べてみたのだが、もともと漁師たち(船の上で生で内臓ごと魚を食べる)のあいだで「アニサキスに当たったら正露丸」と言われていたのだが、昨年2021年に高知大学の研究で正露丸がアニキサスの特効薬であることが証明されたのだという。
正露丸の大幸薬品は大阪は吹田にある会社だが商魂逞しくすでに特許を取っているとか。
しかしもっと詳しく調べていくとさらに面白いことが…
正露丸の主成分は木クレオソートという神経毒で、これによって神経が麻痺するため胃痛でもハラ痛でも、虫歯に詰めても「痛みを感じなくさせる」というものらしい。
もともとは「征露丸」という名前で、日露戦争のときに開発され、ロシアを征するために兵隊に持たせ「極寒の地でもオナカを麻痺させて戦え」というドーピング兵器だったのだとか。


そう言えばラッパのマークは軍隊のラッパで進軍ラッパみたいなサウンドロゴですよね。
いやー驚いた。こどもの頃から「腹痛には正露丸」でしょっちゅう飲んでよく効いていたが、あれは痛みを麻痺させてただけで自分の治癒力で治していたんですね。
でもアニキサスに対してだけは、神経毒が30分でアニキサスの動きを止め、動いていたら一週間も胃の中で生き続けるアニキサスが胃液で消化されてしまうという、まさに「毒を持って毒を制する」メカニズムで快癒させてくれるということらしい。
翌日には全快して後遺症もない。



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